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外構(エクステリア)工事は複数の業者の中から選ぶべき
結論から言いますと、外構(エクステリア)業者の選定は、複数社に見積もりやプランを出してもらい、比較して検討すべきです。
その理由は、次の通りです。
- その外構工事費の適正価格、相場が分かる
- 選択肢を持つことで、予算に沿った依頼ができる可能性が高まる
- 業者の対応力、提案力がわかる(業者、担当者によって知識・ノウハウが違います)
- こちらの希望をくみ取ってくれる(コミュニケーションがとれる)業者かどうかがわかる
これらの理由は、一見当たり前のように聞こえるかもしれませんが、外構工事には多くの失敗例(後で後悔する例)があるのです。ですから、複数の業者から見積もり・プランをもらって検討することが大切です。
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さて、外構の失敗については、決して他人ごとではありません。例えば、次のような新築時やリフォーム時の失敗例があります。
外構工事でよく失敗すること、後悔すること
駐車スペースが狭すぎた!
これは往々にして、あとから後悔するケースがあるようです。
通常は、設計者が決めたものを信頼してその通りにすると思いますが、実際に車を入れようとしたら狭い!というパターンです(建売の場合には最初からそうなっているので、それを前提に買うしかありませんが)。
特に、とめた車の横を通って玄関に行くような構造の場合、狭いスペースであれば、車を左右どちらかに寄せることになると思います。そのとき、設計図通りだと、往々にして幅寄せにかなりのテクニックが必要になり、駐車・発車がしにくかった、という話がよくあります。
つまり、日本の都市部の一般庶民の住宅の土地は狭いのですね(筆者の家もそうです)。
戸建て住宅で車1台に最低必要なスペースは、以下の通りの基準があるようです(財団法人駐車場整備推進機構)。いずれも、前面の道路に対して直角方向に駐車する場合の値です(道から縦列駐車するのではない、ということです)
- 小型自動車・・・奥行き5.0×幅2.6m以上
- 軽自動車・・・奥行き4.0×幅2.2m以上
- 普通自動車・大型自動車・・・奥行き5.9×幅2.9m以上
- 車椅子の方がいる場合・・・奥行き6.0×幅3.5m以上
ただ、建築士の話だと、設計上の最低ラインとして、その基準よりも狭い5.0m×2.5m程度を考えているとのこと!
さらに、実際にはそれすら満たない駐車スペースの建売住宅などもあるようです。
例えば、トヨタプリウスを例にすると、プリウス(50系 :成27年21月以降モデル)の全幅は176.0cmとされています。
これを、建築士の最低ラインの駐車スペース(幅2.5m)にとめたとすると、「250cm – 176cm = 74cm」。つまり、車をとめた残りの幅が74cmとなります!
車の横を通って玄関に行く構造の場合、74cmの間を通り抜けるということになります。
これ、普通の体形の人でも、気を付けて通り過ぎるレベルですよね。何か荷物を持って通ろうとすると車を傷つけるか、場合によっては通れないこともあり得ます(実際の物件では、これよりさらに狭いケースもあるんですから!)。
車のドアを開けるのにも、ぶつけないように注意が必要です。
都市部の家と田舎の家とでは条件が全く違うでしょうし、多くの場合「建物の設計時点での問題」でもあると思いますが、駐車スペースはよくよくサイズを検討して設置しましょう。
外部コンセント(屋外コンセント)を付けなかった!
新築の外構に大きく関係することかもしれませんが、外部コンセント(屋外コンセント)を付けなかったことの失敗、後悔です。
結論から言うと、外部コンセントはたとえ使わなかったとしても付けておくべきです。
外部コンセントの使い道としては、車や壁のクリーニングで高圧洗浄機を使ったり、庭でバーベキューをしたり、将来電気自動車の充電設備を付けたくなったり、監視カメラが付けたくなった場合など、結構様々なケースが考えられます。
新築時になるべく節約しようとして外部コンセントを付けず、後から付けようとすると、面倒で経費も掛かる場合があります。
迷ったら付ける、がよいようです。
屋外の水道を付けなかった!位置が悪かった!
屋外に水道を付けなかった、あるいは付けたけど位置が悪かった、という失敗があります。
そもそも屋外水道を付けるかどうかという判断は、外部コンセント同様に屋外水道も付けた方がよいでしょう。
使い道としては、洗車、汚れて外から帰ってきたときの洗い場、ペットの洗い場、庭の草木の水やり、など多岐にわたって考えられます。
無いと困る、という方が正確かもしれません。
そして設置位置ですが、やはり使い道に沿った場所を考える必要があります。
例えば、洗車しようとして水道の蛇口がはるか離れたところでは、ホースを伸ばさなければならず(そもそも近くにあってもホースは結構延ばすと思います)、非常に不便な状況が考えらます。
駐車スペース、植木などの位置、体などを洗った後の玄関への導線、などを考えて位置を決めましょう。
お宅の広さ、使い方によっては、2か所に設置するのもよいかもしれませんね。
ウッドデッキが狭すぎた!
おしゃれで開放的なウッドデッキは、憧れの的です。
しかし、ウッドデッキが狭すぎるために用途が果たせず、物置になってしまったり、経費節減のために安い素材で作ったために、数年でボロボロになったりという失敗例も少なからずあるようです。
さらに、ウッドデッキの位置によっては、通りからすぐに見えてプライバシーがなくなるというケースも往々にしてあり、よく検討する必要があります。
まあ、日本の都市部の一般的な住宅で、ゆったりしたウッドデッキを作るのは、広さの上でかなり困難だと思いますが。
ウッドデッキの理想的な広さは、6畳以上のスペースは確保するのがよいとされているようです。6畳以上、うーん、広いですよね (^^;)
複数の業者の見積もり・プランで避けられる失敗
他にも様々な、外構での失敗例や後悔した例があります。
注意が必要なのは、とにかく一般人には外構の詳しい知識がないということです。
それゆえ、もしその業者の知識やノウハウが不足していた、技術力が低かった、相場よりもかなりボラれていた、などの問題があっても、依頼者にはわからないという点です。
一社だけに依頼したとすると、その会社の言いなりになるしかありません。良くも悪くも、その会社を信頼するしか道がなくなります。
ですから、一社だけではなく、複数の業者の見積もり・プラン・提案などを聞いてから、外構業者を決めるべきなのです。
一度外構ができてしまってから直すのでは、その規模によっては大変な手間と費用がかかることでしょう。
複数の外構(エクステリア)業者から無料で一括見積もりをもらう方法
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なんという楽ちんなシステムでしょう(笑)
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まとめ
- 外構工事、業者選定では、思わぬ失敗をすることがある。
- 一社に依頼するよりも、複数の業者に依頼して見積もり・プランをもらうべき。
- 複数の業者から見積もり・プランをもらうには、一括見積サービスが便利で楽ちん。